
三重県松阪市と三重県津市を結ぶ「名松線」
東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」)は、三重地区で4線区の在来線を運営しています。
•関西本線 名古屋~亀山 59.9km の線区
•紀勢本線 亀山~新宮 180.2km の線区
•名松線 松阪~伊勢奥津 43.5km の線区
•参宮線 多気~鳥羽 29.1km の線区
この中から、「名松線」を取りあげてご紹介します。
JR東海における新型コロナウイルス感染症対策
お客さまに安心して鉄道を利用いただけるように、JR東海では様々な取組みを実施しています。
車内の換気、車両等の消毒などの取組みなど、詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
https://jr-central.co.jp/notice/detail/_pdf/000040501.pdf
「名松線」の魅力
JR東海の名松線は、始点の松阪駅(三重県松阪市)から終点の伊勢奥津駅(三重県津市)までを結ぶローカルの路線です。
名松線の歴史は古く、2015年には全線開通80周年を迎えました。
駅数は15駅で、始点側から
松阪、上ノ庄、権現前、伊勢八太、一志、井関、伊勢大井、伊勢川口、
関ノ宮、家城、伊勢竹原、伊勢鎌倉、伊勢八知、比津、伊勢奥津
の各駅に停まります。
松阪駅を出発し伊勢奥津駅まで、城下町あり、田園風景あり、そして山から谷を越えて、約80分間の乗車です。
名松線に乗り、緑豊かな四季で異なる美しい景色を堪能する、のんびりぶらり旅をしてみませんか。
津市役所 名松線に乗って美杉へGO!のページへ
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1460713784599/index.html
JR東海 名松線運行情報のページへ
https://twitter.com/jrc_meisho


伊勢奥津駅に残る原風景
名松線の終着駅である「伊勢奥津駅」には、かつて名松線を蒸気機関車(SL)が走っていた時代、SLへの給水に使われていた設備「給水塔」が残されています。
現在では見ることはもちろん、残されていることが貴重な「給水塔」の現物を、名松線に乗って見に行かれてみませんか。

名松線の復旧
平成21年10月、名松線は台風による大きな被害を受け、全線で運行が休止されました。
運行再開後も、家城駅から伊勢奥津駅までの間は、バスによる代行運行が続く事態となりました。
この事態に対し、地元を中心に名松線全線復旧を求める声が高まり、署名活動もあって、津市、三重県及びJR東海の三者による復旧工事が実施されました。
平成28年3月、名松線は全線での運行が再開されました。
名松線は、鉄道が被災から6年を超える年月を経て復旧した、稀有な存在と言えます。
津市役所 JR名松線復旧・整備事業のページへ
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000007550/index.html
(掲載情報は、すべて2021年8月時点のものです)
- <関係するホームページへのリンク>
- 三重の交通機関の魅力「東海旅客鉄道 名松線」ホームページ
URL:https://www.pref.mie.lg.jp/KOTSU/HP/m0009200175_00009.htm - 東海旅客鉄道株式会社ホームページ
URL:https://jr-central.co.jp/ - JR東海オリジナルカレンダーのホームページ
URL:https://recommend.jr-central.co.jp/calendar/
〈三重県の取り組み紹介〉
三重県では、通勤、通学や買物等の日常生活に欠かすことのできない移動手段であるバスや鉄道等の公共交通の維持・確保や、県民の皆さんが、短時間で円滑に移動できるよう広域・高速交通網の整備に向け、取組を進めています。