パパ目線で三重県の魅力を発信!よしお兄さんに直撃

2021.11.22

旅行大好き ぐーたらライター 宮崎優子

CBCテレビの報道情報ワイド番組「チャント!」で、毎週水曜日に放送中の三重県広報番組「よしお兄さんの”もっと”パパにみえてきましたね」。元「体操のお兄さん」として知られる、タレントのよしお兄さんこと、小林よしひささんが、パパ目線で三重県の魅力を紹介する人気コーナーです。今回は、そのロケ現場に突入。三重県の魅力を知り尽くしたよしお兄さんに、取材でのエピソード、三重県のおすすめスポット、子育てへの思いなどをインタビュー。よしお兄さんの”三重愛”を深掘りしました。

「よしお兄さんの”もっと”パパにみえてきましたね」って?

NHKの「おかあさんといっしょ」に、11代目体操のお兄さんとして、歴代最長となる14年間出演したよしお兄さん。2019年に番組を卒業後は、タレントや体操インストラクターとして活躍しています。そんなよしお兄さんがレギュラー出演する、「よしお兄さんの“もっと”パパにみえてきましたね」は、情報番組「チャント!」の人気コーナーの一つ。(2020年度のタイトルは「よしお兄さんのパパにみえてきましたね」)。

豊かな自然を生かした観光スポットや、ファミリーに人気のアウトドア施設が多い三重県。体を動かすことやアウトドア系アクティビティが得意で、子育て世代に絶大な人気を誇るよしお兄さんが、実際に体験してレポートすることで、幅広い視聴者に三重県の魅力を伝える番組です。ロケ現場にお邪魔した日は、「つづきは三重で」の記事にも登場してくださった元自衛官タレントのかざりさんがゲストで出演。ソロキャンプ女子でもあるかざりさんの手ほどきを受けながら、テント設営や、アウトドアクッキングにチャレンジしていました。

過去の放送もコチラからぜひチェックを。
https://hicbc.com/tv/chant/list_post/?cid=papanimietekimashitane2

三重県応援キャラクター兎の助(うさのすけ)も番組の撮影に参加。よしお兄さんと記念にパシャリ

大自然の中にある朝明ヒュッテキャンプ場でロケ

今回ロケを行っていたのは、三重県三重郡菰野(こもの)町にある「朝明(あさけ)ヒュッテキャンプ場」。100年以上の歴史がある、老舗のキャンプ場です。周囲は朝明渓谷や釈迦ケ岳(しゃかがたけ)といった大自然が広がっていて、訪れた人がゆったり過ごせるようにと、1日あたりの受入数は10組前後に絞っているそうです。

ソロキャンプ女子としても、たくさんの動画をアップしているかざりさん。「ファミリーキャンプで、手早くテントを設営できると、『すごい!』と喜ばれると思いますよ」と、安全で過ごしやすいテントの設営方法のコツをよしお兄さんにアドバイス。実際にテントを一張り、あっという間に2人で建てていました。

さらに、かざりさんおすすめのキャンプ料理として、子どもから大人まで楽しめる、桃缶を使った「自衛隊カレー」のレシピもよしお兄さんに伝授。白ワインに漬けこんだ桃缶とはちみつで、甘さとコクがあるカレーが完成しました。よしお兄さんは「とってもおいしい!早く家族にもこのカレーを作ってあげたい」と大感激。

「山深いところにあって、自然のままの川が敷地内を流れているなど、素晴らしいロケーション。ぜひプライベートでも遊びに来てみたいですね」と、キャンプ場の雰囲気にも満足そうなよしお兄さんでした。

リバーサイドに作られたウッドデッキではBBQが楽しめます。焚火会などのイベントを開催するなど、いろいろな楽しみ方を提案しているキャンプ場です。
コテージも完備している朝明ヒュッテキャンプ場。プロレスイベントや婚活イベント、保護猫、保護犬団体へのチャリティイベントなど、新しい事にも積極的に取り組んでいます。詳しくはHPやSNSなどで告知しているので、そちらもぜひチェックしてみて下さい。

よしお兄さんから見た三重の良いところ

番組を通して、三重県のさまざまなところを訪れたよしお兄さん。関東在住ですが、今では「いつか三重県に移住したい!」と思うほど、三重県好きになったそう。そんなよしお兄さんに、三重県の魅力をじっくり聞いてみました。

◇これまでのロケの中で一番印象的なのはどこですか?
よしお兄さん「実は僕、子どもの頃に大きくなったら忍者になりたいって本気で思っていたんです。忍者に憧れて側転したり、走り回っていたのが、体操を始めるきっかけになったと言っても過言ではないくらい。今でも忍者には思い入れがあるんです。なので、伊賀地域に行った時は、めちゃくちゃ興奮しましたね。赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)では忍者の衣装に着替えさせていただき、忍者修行も体験できて、子どもの頃の夢が叶った感じがして、とっても楽しかったです」

(写真提供:CBC「よしお兄さんのパパにみえてきましたね」より)

◇「これは美味しかった!」という三重県グルメはありますか?
よしお兄さん「松阪市に行った時に、ランチで鶏焼肉を食べた時は衝撃を受けましたね。焼肉というと普通は牛ですけど、松阪市では、鶏焼肉も普通に食べるんだそうです。実際に食べてみると、プリっとした鶏肉に甘味噌の味付けが、ご飯と相性が抜群で、とっても気に入りました。そのほかでは、四日市市でいただいたトンテキも美味しかったし、鳥羽市でいただいた牡蠣も最高でした。三重県でロケをするといつも感じるのは、美味しいものが揃っているなということ。だから、一つに絞るのはなかなか難しいですね」

よしお兄さんも太鼓判を押す、鳥羽市の牡蠣(写真提供:三重フォトギャラリー)

◇今後、行ってみたい場所はありますか?
よしお兄さん「こんなに三重県でいろいろお出かけしているのに、まだ伊勢神宮に行ったことが無いんです。何度か予定をしたことはあるんですが、結局実行できていなくて。コロナ禍が落ち着いたら、番組ではもちろん、プライベートでも家族とお参りに行きたいですね。そしてお参りした後は、おかげ横丁をブラブラして美味しいものもたくさん食べてみたいです」

◇住みたいと思ったところはありますか?
よしお兄さん「以前、名古屋市から鳥羽市に移住された海女さんを取材しました。海がとってもキレイで、地域の人もみなさん親切で良い方ばかり。のどかで落ち着いた雰囲気を見て、その時は、本気で移住したいなって思いました」

鳥羽の美しい景色に一瞬で魅了されたそうです(写真提供:CBC「よしお兄さんの”もっと”パパにみえてきましたね」より)

◇「みえの育児男子プロジェクト」の取材もされていましたね。
よしお兄さん「男性の育児参画を推進するプロジェクトで、パパたちの育児エピソードを表彰する『ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ』を受賞された方のお話を聞きました。子育てに関する施策が充実しているのも、三重県の魅力だなと思います」

◇子育て目線で見た三重県の良いところは何でしょうか?
よしお兄さん「住むのにすごく良い環境ですね。何といっても自然が豊富で、少し移動するだけで海も山も川もある。大紀町で体験できるというSUPを取材したり、菰野町で乗馬体験をしたり、初めてのチャレンジをたくさんさせてもらいました。子どもを思いっきり自然に触れさせたいと思ったら、三重県がぴったりだと思います。なのに、田舎過ぎないというか、アクセスも含めて程よく都会なので、必要なものもすぐに手に入るのが便利ですね」
「お仕事で三重県と深く関わらせて頂くことで、三重の良いところをたくさん知ることができました。もし誰かに、遊びに行きたいんだけど、どのあたりがおすすめ?と聞かれたら、『とりあえず三重県にしとけば間違いないよ』って答えますね」

よしお兄さんの子育てについて聞いてみました

公式YouTubeチャンネル「よしお兄さんとあそぼう!」のチャンネル登録者数は、現在約10万人以上。体操のお兄さんを卒業した後も、子どもはもちろん、パパ・ママから絶大な人気を誇っているよしお兄さんも、2019年に第一子が誕生し、パパになったそう。番組のコンセプトのきっかけにもなった「パパ」としてのよしお兄さんの一面にも、迫ってみたいと思います。

(YouTubeチャンネル「よしお兄さんとあそぼう!」より)

ずっと子どもたちと接する「体操のお兄さん」を務められていましたが、実際にお子さんが生まれて、何か変化はありましたか?
よしお兄さん「年間280本以上の収録がある『おかあさんといっしょ』の、体操のお兄さんを14年間務めました。これまでたくさんの子ども達と触れ合ってきて、どの子もすごくかわいいなと思っていたんですけど、番組の卒業が決まっていた2019年にちょうど自分の娘が生まれた瞬間、『みんなごめん!やっぱりうちの子が一番だ!』って思ったのが、正直な気持ちですね」

「娘の出産に立ち会って、顔を見てからすぐ収録に向かいました。そのとき、僕が娘の事をナンバーワンだと思うように、この場にいる子ども達一人ひとりが誰かのナンバーワンなんだよなって、ふと頭に浮かんだんです。その事に気付けたことで、これまで以上に収録に参加してくれる子ども達のことが愛おしくなったというか、宝物のように感じるようになりました。自分のことながら、その心境の変化を嬉しく感じたのが、凄く印象に残っています」

普段はどんな風にお子さんと過ごされていますか?
よしお兄さん「自分で言うのもなんですが、娘は完全に”パパっ子”。仕事が休みの時は一日中べったり。娘がわざわざ朝起こしに来て、そこから晩まで、ずーっと遊んでいます。最近はコロナ禍という事もあり、家の中でおままごとや人形を使ったごっこ遊びをしていることが多いですね」

パパが大好きという娘さんとの一枚(写真提供:よしお兄さん)

子育てで大事にしていることは?
よしお兄さん「対話することですね。子どもが小さいと特に、大人の都合を押し付けたり、答えを決めつけてしまいがちになるのですが、その気持ちをぐっと抑えて、今何を思っているの?とか、AとBならどっちが良い?とか、できる限り子どもの考えや意見を聞くようにしています。そうやって積極的に会話をしているおかげか、言葉の覚えも早く、記憶力もしっかりしているように感じますね。娘は今2歳なんですけど、今日は何してたの?って聞くと、結構しっかり答えてくれるんですよ。また、僕は仕事で家を空けることが多いので、家にいる時はできる限り、子どもの面倒を見るようにして、触れ合う時間を大切にしています」

休日はできる限り親子の時間を大切にしているそうです(写真提供:よしお兄さん)

全国の子育て中のパパ、ママにメッセージをお願いします
よしお兄さん「今はコロナ禍の影響もあって、マイナスな面を挙げるとキリがないですが、その分家族と一緒にいる時間が増えることは、とってもプラスなことだと思います。特に僕の場合、以前は仕事が忙しく、娘の起きている時間に家にいることが少なかったんですが、一緒に過ごす時間が増えたことで、1~3歳までの子どもの成長が一番著しい時期を一緒に過ごすことができました。そういう意味ではすごくラッキーなこととして捉えています。ですので、大変なことはもちろんたくさんありますが、ぜひ前向きな気持ちで家族との時間を大切にしてほしいと思います。そうすることで今はもちろん、アフターコロナも、より楽しく過ごせるんじゃないでしょうか」

仕事で全国各地を飛び回っているというよしお兄さん。それでも、「訪れるなら、三重県にしとけば間違いない!」と太鼓判を押すほど、”三重愛”にあふれていました! 「よしお兄さんの“もっと”パパにみえてきましたね」では、今後も三重県の魅力をたっぷりお伝えしていきます。ぜひチェックしてみてくださいね。

<今回の取材先はこちら>
よしお兄さん
小林よしひさオフィシャルブログ
https://ameblo.jp/kobayashi-yoshihisa/
よしお兄さんと遊ぼう(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCupFXYTkvYcpyrxCKsauWBA
公式Twitter
https://twitter.com/yoshi023gogogo

CBCテレビ「よしお兄さんの“もっと”パパにみえてきましたね」(報道情報ワイド番組「チャント!」内)
毎週水曜日 16時40分頃から
URL https://hicbc.com/tv/chant/
朝明ヒュッテキャンプ場
住所 三重県三重郡菰野町千草7140
電話 080-4540-1787
URL https://asakehutte.wixsite.com/camp

三重県の取り組み紹介
三重県では、県内のイベント情報、身近な生活情報、県政に関する情報をテレビ・ラジオ等でも発信しています。
https://www.pref.mie.lg.jp/KOHO/HP/85959022620.htm