あなたは何個読める?三重県の難読地名クイズ!【上級編】

2022.1.28

三重を撮る写真家ふがまるちゃん

三重県の個性豊かな難読地名をクイズ形式で紹介する企画の第2弾! 三重を撮る写真家の私が、これまでに訪れたことのある場所をピックアップして、各地の絶景写真と共にご紹介していきます。今回はさらに難易度がアップした上級編。全部読めるようになれば真の三重マスターですよ!

入門編はコチラ↓
あなたは何個読める?三重県の難読地名クイズ!【入門編】
過去にふがまるちゃんを紹介した記事はコチラ↓
写真で巡る三重 地元在住の写真家「ふがまるちゃん」が選んだ絶景スポット

【Index】
●相差
●乙栗子
●太郎生
●雲林院
●小社曽根
●穴太
●横満蔵
●慥柄浦
●古厩
●生琉里

相差

【正解】おうさつ
【写真の場所】千鳥ヶ浜海水浴場

相差は鳥羽市にある町名で、日本一海女が多い町です。町内には海女さんとふれあえる海女小屋「はちまんかまど」や「相差かまど」があり、海女さんが採れたての海鮮を焼いてくれます。

写真は、相差町にある千鳥ヶ浜海水浴場。遠浅の白浜海岸で、鳥羽10景に数えられる名勝地です。夏は海水浴客で賑わい、波が穏やかなのでファミリー客に人気の海水浴場です。

写真スポットの住所:〒517-0032 三重県鳥羽市相差町千鳥ヶ浜
電話番号:0599-33-6411(相差観光協会)

乙栗子

【正解】おとぐるす
【写真の場所】香肌峡

乙栗子は松阪市飯高町にある地区で、山と川に囲まれた自然豊かな地域です。

この地区には奈良と松阪を繋ぐ国道166号線が通っており、道沿いにはエメラルドグリーンの清流が流れる香肌峡(かはだきょう)の渓谷美が広がります。

写真は国道166号線から眺める香肌峡の光景。道中には天然温泉のある道の駅「飯高駅」やジビエ料理を食べられる道の駅「波瀬(はぜ)駅」があり、週末はドライブやツーリングで賑わいます。

写真スポットの住所:三重県松阪市飯南町~三重県松阪市飯高町
公式サイト:https://kahadakyo.com/
電話番号:0598-32-2511(飯南地域振興局)

太郎生

【正解】たろう、たろお
【写真の場所】三多気の桜

太郎生と書いて「たろう、たろお」と読む、引っ掛け問題のような難読地名です。地元の方は「たろお」と呼ぶ方が多いです。

太郎生は津市美杉町にある地区で、三重と奈良の県境に位置します。国道で行く場合は奈良県を一旦経由するため、初めての方はその道順に驚くかもしれません。

写真は太郎生の近くにある桜の名所「三多気(みたけ)の桜」です。日本さくら名所100選に認定された場所で、棚田に映り込む桜の光景が風景カメラマンの間で人気です。

太郎生にはアサギマダラの郷という名所があります。写真はそこに飛来したアサギマダラ。太郎生地区では町おこしの一環として、渡り蝶「アサギマダラ」を呼び込む環境づくりをしています。

写真スポットの住所:〒515-3535 三重県津市美杉町三多気
公式サイト:https://www.tsukanko.jp/event/252/
電話番号:059-272-8080(津市美杉総合支所地域振興課)

雲林院

【正解】うじい
【写真の場所】河内渓谷

雲林院と書いて「うじい」と読むのにビックリしましたか?京都には同名のお寺があり、そこは「うんりんいん」と読みます。三重県にある雲林院は津市芸濃町の地区名で、安濃ダムの近くに位置します。

写真は雲林院にある紅葉の名所「河内渓谷(こうちけいこく)」。石橋にかかる紅葉とその下を流れる雲出川の光景が何とも美しい渓谷です。

写真スポットの住所:〒514-2204 三重県津市芸濃町雲林院737
公式サイト:https://www.tsukanko.jp/spot/72/
電話番号:059-266-2516 (芸濃総合支所地域振興課)

小社曽根

【正解】おごそそね
【写真の場所】田丸城跡

小社曽根は玉城町にある地区で、田園の広がるのどかな町です。最寄りには玉城町のシンボル「田丸城跡(たまるじょうあと)」があります。

写真は田丸城跡の石垣からの眺め。玉城町の田園風景を高所から眺めると、こんなにも美しいのです。

田丸城跡は南北朝時代に北畠親房・北畠顕信が築いた城の跡地で、現在は公園として整備されています。車で石垣の近くまで行けますよ。

写真スポットの住所:〒519-0415 三重県度会郡玉城町114-1
公式サイト:https://kizuna.town.tamaki.mie.jp/tamarujo/
電話番号:0596-58-8204(玉城町産業振興課)

穴太

【正解】あのう
【写真の場所】東員のコスモス畑

穴太と書いて「あのう」と読みます。私の地元、津市には同じ読み方の「安濃(あのう)町」があるので、初めて知ったときはビックリしました。

穴太は東員(とういん)町にある地区で、三岐鉄道北勢線の穴太駅があります。この列車を利用する方なら馴染みある地名かもしれません。

写真は東員駅~穴太駅の間に咲くコスモス畑です。穴太のある東員町は町おこしの一環として、休耕田を利用したコスモス祭りを毎年10月に開催します。

写真スポットの住所:〒511-0251 三重県員弁郡東員町山田
コスモスの開花状況:https://www.town.toin.lg.jp/contents_detail.php?frmId=7840
電話番号:0594-86-2808(東員町役場産業課)

横満蔵

【正解】よこまくら
【写真の場所】なばなの里

横満蔵は桑名市長島町にある地区で、伊勢自動車道の長島ICを降りてすぐの場所です。最寄りの名所には、白鯨のジェットコースターで有名な「ナガシマスパーランド」と、日本最大級のイルミネーションが見られる「なばなの里」があります。

写真はなばなの里の「光のトンネル」です。全長は200mもあり、光り輝く星空の中を歩いているような気分になれますよ。

写真スポットの住所:〒511-1144三重県桑名市長島町駒江漆畑270
公式サイト:https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/
電話番号:0594-41-0787(なばなの里)

慥柄浦

【正解】たしからうら
【写真の場所】阿曽浦大橋からの眺め

慥柄浦は南伊勢町にある地区で、リアス海岸に面した地域です。慥柄浦とその周辺には釣りスポットが多いので、南伊勢町へ釣りに来られる方は馴染みある地名かもしれません。

写真は阿曽浦大橋からの眺めで、慥柄浦のすぐ近くにある橋です。エメラルドグリーンに輝く美しい海を橋から眺めることが出来ますよ。とくに冬場は海が澄んでいて綺麗です♪

写真スポットの住所:〒516-1306 三重県度会郡南伊勢町慥柄浦
電話番号:0599-66-1501(南伊勢町観光商工課)

古厩

【正解】ふるまや
【写真の場所】東海道関宿

古厩は亀山市関町にある地区で、名阪国道の関ICを降りてすぐの場所です。最寄りには東海道五十三次の東海道関宿(関宿)があり、関宿から津市へと続く伊勢別街道が古厩地区を通ります。

写真は眺関亭(ちょうかんてい)から関宿を眺めた光景です。江戸から明治の町並みが令和になった今でも見られる、貴重な伝達地区です。

※伝達地区・・・重要伝統的建造物群保存地区

写真スポットの住所:〒519-1112 三重県亀山市関町中町
公式サイト:http://kameyama-kanko.com/area/seki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E9%81%93-%E9%96%A2%E5%AE%BF/
電話番号:0595-97-8877(亀山市観光協会)

生琉里

【読み方】ふるさと
【写真の場所】伊賀上野城


最後はとっておきの難読地名を出題!伊賀市出身の方でも生琉里を読める方は少ないのでは?と思います。

生琉里は伊賀上野城で有名な伊賀市にある地名で、名阪国道の友生IC付近に位置します。友生は「ともの」と読み、伊賀市には難読地名がほかにも潜んでいたりします。
写真は伊賀上野城の桜がライトアップされた光景。伊賀上野城の周辺には約400本ものソメイヨシノが咲きますよ。

写真スポットの住所:〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内106
公式サイト:http://igaueno-castle.jp/
電話番号:0595-21-3148(伊賀文化産業協会)

いかがでしたでしょうか
入門編と上級編の2つに渡って三重の難読地名を絶景写真と共にお届けしました。上級編の今回は3つ以上読めたらスゴイと思います! 最後まで読んでくださったあなたは、今日から三重県の物知りです♪ 記事中の難読地名を友人やご家族の方に出題して、話のネタにしてみてくださいね。