北勢エリア
三重県の北東部に位置した、県内で1番小さな町です。町内を国道1号、JR関西本線、近鉄名古屋線が貫き、町南側を伊勢湾岸自動車道が通る、非常に交通の便が良い所です。町の西北にある丘陵地において、2003年から土地区画整理事業により大規模な住宅分譲が行われ、2010年に行われた国勢調査では、人口増加率で調査比35.3%の全国トップの急激な増加をみせた活気にあふれる町です。
画像:朝日小学校円形校舎(国有形文化財登録)
●人口:10,560人(平成27年10月1日現在)
毎年8月13日に小向地区で行われる祭りで、「たいまつ祭り」とも「はだか祭り」とも呼ばれ、朝日町指定の無形民俗文化財になっています。江戸・享保の頃(1716~1735)、小向に疫病が流行し、その悪病神の退散を八王子神に祈り、藁松明に火をつけて退散させたのが、この祭りの起こりです。小向地区内を、大太鼓とかね2個を乗せた祭車を打ち鳴らしながら引き回して、小向神社に練り込みます。神社境内では、裸になった青年と中老が2組に分かれて、火の付いたわら束で叩き合い、人に取り付いている悪霊や疫病を追い払います。最後に勝った方によって高さ5~6メートル、直径2メートルの大ドンド(大松明)に着火し、大火柱を上げます。盛夏に多い疫病を火柱と共に昇天させる神事です。
朝日町まち・ひと・しごと総合戦略は、人口ビジョンで分析された課題を踏まえ、平成27年度から5年間において、先導的、重点的に取り組むべき施策等を整理したものです。
朝日町立朝日小学校は、昭和三十年代に百棟以上の円形の建物を設計した人として知られている坂本鹿名夫氏により設計され、昭和37年に建設されました。
昭和30年代の小学校校舎の時代特色をあらわした建物で、再現することが容易でないものとして国の登録有形文化財に登録されています。
伊勢市
伊勢市消防団のキャラクターです。桜の花びらの妖精です。桜の花は消防団の徽章であり、また、市内には桜の見どころがたくさんあることから市民に親しまれています。伊勢市の「いせ」と妖精フェアリーの「りぃ」を組み合わせて「いせりぃ」と命名しました。市内の防火・防災啓発のイベントなどに登場します。
平成18年から幼児を対象にした防火教室を開催していましたが、東日本大震災を期に子供達に防災意識を身に付けることも大切であると考え、団員がマスコット「いせりぃ」と防火・防災ソング「どすこいどすこい だいじょうぶ!」を作成しました。「いせりぃ」と一緒に歌い、一緒に踊りながら災害から身を守る方法を学ぶことができます。※(「どすこい」とは「どんど来い」という意味)