伊賀エリア
京都・奈良や伊勢を結ぶ大和街道・伊賀街道・初瀬街道を有し、古来より都(飛鳥、奈良、京都など)に隣接する地域として、また、交通の要衝として、江戸時代には藤堂家の城下町や伊勢神宮への参宮者の宿場町として栄えてきました。このような地理的・歴史的背景から京・大和文化の影響を強く受けながらも独自の文化を醸成し、伊賀流忍者や俳聖松尾芭蕉、横光利一のふるさととして、また、吉田兼好ゆかりの地としても広く知られており、歴史文化の薫る地域となっています。
画像:伊賀上野城
●人口:90,581人(平成27年10月1日現在)
伊賀市は伊賀流忍者発生の地として早くから忍者に着目するとともに、忍者を広く発信してきました。その認知度をさらに高め、忍者の歴史や精神を継承するとともに、今まで以上に忍者を活かした観光誘客やまちづくりを進めるため、「忍者の日」である2月22日、「忍者市」宣言を行いました。
※「忍者の日」…2月22日を「ニンニンニン」として、一般社団法人日本記念日協会に登録されています。
宣言文
私たち伊賀市民は、伊賀市が忍者発祥の地であることを認識し、忍者の歴史文化や精神を継承するとともに、忍者を活かした観光誘客やまちづくりを行うことを目指して、ここに「忍者市」を宣言します。
平成29年2月22日
伊賀市長 岡本 栄
毎年10月23・24・25日に行われる行事で、伊賀市の秋の風物詩として親しまれています。10月23日は宵山、24日は足揃えの儀が行われ、25日の本祭では御輿の渡御に続いて鬼行列、印、だんじりが巡行します。
神が宿る神輿、各町の神が宿る印をだんじりが囃す形式をとることが特徴とされています。由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示す典型的なも のとして、平成14年2月12日に国指定重要無形民俗文化財に指定され、平成28年12月1日(日本時間)には、全国33カ所の「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
伊賀市には、豊かな自然をはじめ、伊賀忍者や松尾芭蕉をはじめとする多くの魅力のある観光資源が豊富にあります。さまざまな体験もできますので、ぜひ「伊賀」を体感してください。
●伊賀上野NINJAフェスタ
「忍者」のふるさと、伊賀市の春の風物詩。毎年4月第1土曜日からゴールデンウィークまでの期間、「忍者」をコンセプトにしたイベントを市街地で開催しています。子どもから大人まで忍者に変身し、手裏剣打ちや弓矢、天井すいすいなどのまちかど忍者道場で修行体験ができます。期間中は、日替わりイベントもあり、一日忍者気分を味わっていただけます。
●着地型観光「伊賀ぶらり体験博覧会 いがぶら」
観光立市をめざし、地域全体で観光客を受け入れる体制づくりのため、観光事業者だけでなく農業者、商業者、NPO、住民自治協議会など直接観光事業に関わりのなかった団体や個人にもおもてなし体験プログラムを考案いただき、一つの観光メニューとして発信しています。「ぶらり街歩き」「歴史と文化・伝統工芸をたずねる」「思いっきり自然を満喫」「伊賀の食と出会う」「美容と健康を伊賀で体験」「伊賀といえば忍者と芭蕉さん」などのカテゴリに、数多くの体験プログラムを用意して毎年開催しています。
伊賀市は、AERA特集 「移住しやすい街110」※で、県内唯一、最高ランク三ツ星を獲得しました。また、さまざまな移住相談に対応する「移住コンシェルジュ」が、オーダーメイドであなたの移住をサポートします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
※朝日新聞出版「AERA 平成27年9月14日号」
伊賀市の魅力は、「豊かな自然のなかにありながら、程よく便利な生活ができること」
ポイント1
都市部に近く、アクセスが良い!
大阪、京都、名古屋まで、車で約80分!
ポイント2
保育所(園)や学校、病院、スーパーなど、生活に必要な施設が身近なところにそろっている!
ポイント3
豊かな自然と文化!
身近に広がる里山の風情と、独自の文化を肌で感じることができる!
伊賀市では、若い人たちが安心して住み、子どもを産み育てていくために、「伊賀流未来応援の術(子育て安心支援パッケージ事業)」として、出会いから結婚、妊娠、出産、子育てのさまざまな場面において、切れ目なく支援できる体制を充実させる取り組みを進めています。
【出会いから結婚に向けて】
結婚を希望する人やその保護者へのセミナー開催、不妊治療費等の助成、妊婦さんへの歯科健診費用助成を行っています。
【出産直後には】
産婦のケアや育児サポートに対するサービス提供、子ども医療費等の助成、こんにちは赤ちゃん訪問や乳幼児相談、各種健診や教室等を通して、子どもが健やかに成長できるよう支援します。
【担当保健師があなたをサポート!】
「妊娠中から子育てに関するさまざまな不安などは、どこへ相談すればいいのだろう。」といった悩みにお応えするため、お住まいの地区担当の保健師が妊婦やご家族の担当保健師となり、妊産婦や子育て家庭から個別の相談を受け、必要なサービスを円滑に利用していただけるよう情報提供するとともに、必要な支援機関へ適切に繋ぐことにより、妊娠から出産・子育て時期を安心して過ごしていただくための支援を行っていますので、気軽にご相談ください。保健師は、ご家族と一緒に子どもの成長を見守っていきます。
【にんにんパークで親子のふれあいを】
平成28年4月から毎月第2.4日曜日に、ゆめが丘の上野南公園において「にんにんパーク」を開設しています。平日働いている保護者と子どもが、自然の中で親子のふれあいを楽しみながら、休日でも子育て相談ができる場としてご利用をいただいています。
伊賀市は、子育て世帯を応援し、家族だけでなく、地域全体で子どもを育んでいくため、保育所(園)や幼稚園、子育て支援センター、放課後児童クラブなどを充実させる中で、仕事と子育てを両立できる支援体制を整えていきます。
伊勢市
伊勢市消防団のキャラクターです。桜の花びらの妖精です。桜の花は消防団の徽章であり、また、市内には桜の見どころがたくさんあることから市民に親しまれています。伊勢市の「いせ」と妖精フェアリーの「りぃ」を組み合わせて「いせりぃ」と命名しました。市内の防火・防災啓発のイベントなどに登場します。
平成18年から幼児を対象にした防火教室を開催していましたが、東日本大震災を期に子供達に防災意識を身に付けることも大切であると考え、団員がマスコット「いせりぃ」と防火・防災ソング「どすこいどすこい だいじょうぶ!」を作成しました。「いせりぃ」と一緒に歌い、一緒に踊りながら災害から身を守る方法を学ぶことができます。※(「どすこい」とは「どんど来い」という意味)